Здравствуйте! 業務用に近い物のサンプルで自分のチェーンを洗ったら、金属粉だったり何だったりが大量に沈殿していてぞっとした今日この頃・・・なのでチェーンのことをだらだらとやって行こうかな。
さてチェーンと言えば親戚の子供のようで、変化に気づきにくいパーツの一つで「まだまだ大丈夫~」とか思っているとあっという間に(使用限界を)超えていってしまうものです。
ではその限界を迎えたチェーンで何が起きて何が起こるかというと・・・
インナプーレート、ローラー、チェーンピンの摩耗
摩耗によってリアディレイラからの入力がカセットスプロケットに伝わらない
摩耗によってチェーンリングなどへの噛合いが悪くなり歯飛びなどの原因に
黄色のところは重要よー
ということで、まずはチェーンの構成部品とその役割の説明をしていきましょうか、これを理解するとチェーンオイルってとても重要で「なんでもいいや」とは言えなくなりますよ。
では下の図を
へたくそねー、これでわかったらすごいわ・・・ちなみにローラーは省略しています、これ以上ごちゃごちゃするとわかりにくいので。
さてこれでは何のことかわからないので、断面図の方に着色~
赤がアウタープレートでオレンジがインナープレート、そして諸悪の根源が青色でチェーンピンです。
それでは各部品の解説
アウタープレート・・・変速の要、ピンの保持
インナープレート・・・オイルの保持、ピンとの接触
ピン・・・・・・・・・アウターとインナーを繋げ駆動を支える
です、なのでどんどん走行距離が伸びていくと、インナープレートとピンがガンガン擦れてピンが細くインナープレートの穴が大きくなっていき、これがチェーンの「伸び」として表に出てきます、えぇそれはもうびよーんと、手元に5000km走ったチェーンと新品のチェーンがあったら比べてほしいほどに・・・管理された3000kmのチェーンはそうでもないかな?
そしてこの摩耗、アウターローやらインナートップなどチェーンラインが出ていない状況を続けていると進みやすいです。そりゃねぇピンとインナープレートが斜めったまま引っ張られるんだからねぇインナープレートの角っこでピンがゴリゴリと・・・
そのゴリゴリやられているのを抑えているのがオイルで、あれだけ酷使されているチェーンを守るためにその身を削っています(削った結果が黒くなった汚れ、鉄粉とかじゃないのよ!)
次に変速性能の話
フロントディレイラの変速はアウタープレートを直接チェーンリングの変速ピンやえぐっている部分に押し付けてひっかけ持ち上げるという方法なのですが!リアディレイラは違います、チェーンをアッパープーリで横にひねって隣のスプロケットへひっかけたり落としたりしています。
つまりチェーンが摩耗して遊びが多いと架け替えるだけのチェーンの移動量が確保しにくいということに、軽くする方向へのシフトは手元の変速量を増やせば解決?出来るのですが、踏みたいのに重くならない!という方RD調節だけでなくチェーンの疑いもあるかもですよ?
最後にチェーンリングへの悪影響
これは結構わかりにくいかもなのですが、チェーンが伸びた状態でチェーンリングにかかろうとすると、チェーンの谷間の間隔とチェーンのローラーの間隔が合わず嵌っているローラーの次がリングの山にぶつかって滑り落ちるように・・・
空転させているとそうでもないのですが(空転させていてそれが分かったら赤信号どころか検問レベル)負荷がかかっているとインナープレートとピン間のオイルが押しつぶされて間隔が広がり、その上力強くチェーンリングにかみついて・・・チェーンリングの異常摩耗に・・・
さて以上がチェーンに起きることと起こすことでした。ではおまけにチェーンの抵抗に関して!
チェーンの主な抵抗の原因は引っ張られながら曲がることで生じます、曲がらなかったらチェーンじゃなくていいしねぇ・・・
ではまず引っ張られることに関して、これは踏み方にもよりますが、てこの原理を考えるとアウターよりインナーのほうがよりチェーンが引っ張られます、同じパワーでのチェーンの負荷に関して言えばインナーで踏んでいる方がより厳しい状況です。
次は曲げに関してで、小さいものに巻きつくにはいっぱい曲らないといけない、これが全てです、曲がる分だけピンとインナープレートが擦れる・・・単純です。
さぁこの二つを満たすのは!インナーでの走行もしくはコンパクトドライブですね、高速走行していてなんか辛いなと思ったらこのあたりいじってみるのもいいかもですよ?
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